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2007.07.17 会津
◆会津戦争全史 星亮一
会津戦争全史
東北人の硬派さに惚れた。会津戦争はイメージの中では冬だったんだけど、実際のメインの戦いは真夏だったんだなぁ。日本が、下手をすれば東北以南と以北で別の国になってたかもしれないというのが面白い。もしそうだったら、群馬は国の最北端か…

◆王城の護衛者 司馬遼太郎
王城の護衛者
会津藩主、松平容保の話。この本で読んだんじゃないけど、まあいいや。面白かったけど、鳥羽伏見以降の展開が1ページくらいで省かれてるので、本音を言えば会津戦争を書いてほしかったのにーって感じ。容保は幕末の人物の中で一番好きです。

◆おまけ

ニコニコで一番好きな神替え歌。泣ける。歌詞もすごいし、間奏で什の掟入れるコメ職人も素晴らしすぎる。
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英傑の日本史―新撰組・幕末編
目次を見て、紹介されてる60人以上の人物の名前にほとんど見覚えがあるとは、俺も変わったな。
他の時代にない幕末の魅力って、活躍してる偉人たちの若さだと思う。
源平も南北朝も戦国も太平洋戦争も、後世に名を残しているのはおっさんが多かったりするし。幕末以外の時代は、お上が率先してリーダーシップを取っての戦だったけれど、幕末は肝心のお上がグダグダだったからってのもあるだろう。でもそれ以上に、幕末期の年寄りは若い時代を泰平の世の中で過ごした危機感のないゆとり世代で、上の年代がそうだったからこそ黒船以降の混乱期に少年時代を過ごした若者が、俺たちがやらずに誰がやるということで、各地で活躍したんじゃないだかなあと。そういえば天皇も将軍も若いなあ。
10代~30代が中心となって時代を動かしたってのが、自分の年齢的にもグッとくるものがある。同世代の人々がこの時代に国を動かそうとしていたのに、俺は何をやってるんだという気にさせられる。歴史好きな人って、自分をそうやって振るいたてたいって気持ちが少なからずあるんじゃないのかな。
井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻
日本史入門と言っても、別に参考書の類ではない。
著者の「逆説の日本史」シリーズにちょっと興味あったけど、あの巻数じゃ読む気しないので、手軽に読めそうなのがあってよかった。
こういうのってどう感想書けばいいんだろ。とにかく面白かった。延暦寺焼き討ちのおかげで宗教テロが日本から消えたとは思わなかった。前から好きだった信長がさらに好きになった。
日本と呼ばれるようになる前は、大和の国以外に瑞穂の国という呼び方をされてたらしいけど、いいなあ、瑞穂。娘の名前候補にしよう。
2006.11.29 かみんかみん
◆夢野久作全集第6巻
はじめて自信を持って好きな作家だと言える作家に出会えた気がする。
それなのに、三一書房の全集が1巻だけ抜けてるとかありえないだろ前橋市立図書館……1巻の収録作が実質ベスト版みたいなもんなのに、この仕打ちは酷いだろう。
買うにしてもほとんどが今や入手困難だし、青空文庫なんて邪道の中の邪道だし、別の作家の作品も入ったオムニバスでもコツコツ借りていくしかないかな。
6巻からは「人間腸詰」「少女地獄」と有名なやつだけ摘み読み。姫草ユリ子萌え。
わんかぷ てんせんす かみんかみん
海を見る人
次はハードSFちゃん!
と言っても全部読んだわけではなく、最初の二編で挫折。
難しすぎ。大まかな流れは分かるけど、科学的な記述が理解できないとなんだか読んでて損しまくってる気がしたので中断。分かっちゃいたけど、ホントに理系向けだった。ハードの名に恥じないハードっぷり。「うたわれるもの」の終盤くらいのSFが俺の限界だよ。今度はもう少しやさしめなSFを探してみるか。とりあえずハードSFがどんなもんなのかが理解できたのでいいか。
十角館の殺人
最初のターゲットはミステリーちゃん!
「新本格」というミステリー界の流れを作った作品だそうで。ほー。
エラリイをホスト部の環、カーをボウケンジャーの真墨、ルルウをARIAのアル君、ポウをブリーチのチャドで脳内で当てはめて読んでしまった。こんな読み方ですいません。環ハマり役すぎ。
文章でミステリーを読むのは「かまいたちの夜」シリーズ以外でははじめてだったけど、面白かった。館シリーズ他のも読んでみるか。

以下、ネタバレ。
仲間同士が偽名で呼び合ってるミステリーは、それ自体がトリックになってるってことは金田一の「電脳山荘殺人事件」で分かってたはずなのに、すっかり騙されたぁぁ!エラリイの推理にすっかり誘導されてしまった。
トリックは不確定要素多すぎる気もしたけど、それはプロローグで犯人自身が自覚してるからいいのか。
今日から修行に入ります。
その名も、読書修行。
最近は某所で小説を書いたり書かなかったりなんですが、これまで本らしい本をほとんど読まずに生きてきたので、これで文章力が上がるはずがないなあと。
一応、書き始めた頃よりは上手くなったとは思うんだけども、これ以上の上達を望むなら、やはりプロの書いたものをきちんと読むほかはない。
なので、出来たら四日に一冊読み終えるくらいのペースで読書にチャレンジしたいなという。
とりあえず目標は一ヶ月間。数日で挫折するかもしれない。

俺が小説あまり読まなかったのは、作者の中で自己完結してそうなのが嫌だったからかな。
映像作品みたいにいろいろな人の手を渡って作られたもののほうが、興味をそそられた。
それが読書修行でどう変わっていくか、自分で自分が見ものではある。
夢の中で、ローリングストーンズに会った。
ミックにハグしてもらったり握手してもらったりで、もう感激!
間近で見るといつも以上にかっこよかった。
キースはボケが思ったより進行してた。

◆オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎
オーデュボンの祈り
「陽気なギャングが地球を回す」の伊坂幸太郎の処女作。
買ったのは一年近く前かもしれない。どっかのサイトで、高橋留美子的な世界観とか書いてあったんだけど、騙されたw 全然そんなことはない。むしろ読みやすい村上春樹と言ったほうが近い、かも?
キャラクターがとても魅力的。特に主人公の相棒的ポジションの日比野がいい。ちょっと長めだし、人を選ぶ内容だと思うけど、まあ結構面白いんじゃないだろうか。伊坂作品はそれぞれ微妙にリンクしあってるみたいなので、発表順に読んだほうがいいらしい。とりあえず家の積み小説を消化したら、「ラッシュライフ」を読んでみようか。
予備校で、夏期講習の無料受講を使って、元暴走族の名物教師・吉野敬介の講義を初体験。思ったより普通で拍子抜けしてしまったw 声ももっとドスが効いてるかと思ってたけど、意外と優しい感じだったし。講義は正直ちょっと退屈してしまった。明日は望月でも受講してみようかな。

◆家出のすすめ/寺山修司
家出のすすめ
家出と言っても、字面で連想するとおりの家出しろって言ってるわけじゃなくて、家の概念に縛られてる田舎の若者はとりあえずそういうのを捨てて東京に来い、みたいなそんな内容の第一章ほか、全4章からなるエッセイ。都会で生まれ育った人にはもしかしたら全くピンとこないかもしれない。
72年に刊行された作品なため、今読むと「?」となるところは多々あるけど、今の視点から見ても共感できる部分は多いし、なにより文章が面白くて読んでいて楽しかった。
東京や大阪などの大都市の大学を目指して勉強してる田舎の受験生は必見なんじゃないだろうか。現代でも、青森出身の寺山修司にシンパシーを感じる若者って多いと思う。かく言う俺も現代の流刑地・群馬在住なので、読んでいて励まされる部分が多々あった。
世の中新書ブームだけど、新書を何冊も読むんだったらこれ一冊読んだほうが身になるんじゃないだろうか。読み終わってまたすぐ読み返したいと思った本ははじめてかもしれない。とりあえず理論の実践のためにも、頑張って勉強して都会の大学に行かなきゃだな。いや、面白かった。
博士の愛した数式

ブログ解説以来、初の書評。俺は、普段はあんまり本とか読まない人間です。去年の6月くらいに読んだ角田光代の小説が最後かな。映画のあらすじ見て気になったので読んでみた。はい、ミーハーです。

数学に関することがよく出てくるけど、俺みたいな素数も約数もなにソレ?な人間でも気にせず読めると思う。なんたらの法則みたいなのは全く理解できなかったけどw むしろ、数学が好きかより、阪神タイガースが好きかって方が見る側には大事かもしれない。

おかしくって、切なくて、読んでてスッと入ってくる文章で凄くいい作品だった。でも、なぜだか読んだ後に残るものがないかなぁ。後半もちょっと失速した気もするし。

未亡人の義姉の、博士に対する感情をぼかしたのは、この作品の温かい空気を壊さないようにという配慮なんだろうな。結婚した男性の弟に恋していたとは、裏ではよほどドロドロした物語が繰り広げられていたに違いない。正直一番切ないのは、博士ではなく義姉です。そりゃ、突然見知らぬ家政婦に博士を取られた気にもなるよなぁ。

「新しい家政婦さん」のメモが、可愛らしくて好きだ。

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